状況に埋め込まれたブログ(カテゴリー:近況)
2015-09-23T00:00:00+00:00
https://www.kunimiya.info
kunimiya
【お知らせ】カテゴリ別フィードを作成しました
2015-09-23T00:00:00+00:00
https://www.kunimiya.info/blog/2015/09/23/announcement-for-category-feeds
<p>このたび、以下のようなカテゴリ別フィードを当ブログで配信することにしました。</p>
<ul>
<li>
<a href="/feeds/rss.xml">(RSS 全記事)</a>
</li>
<li>
<a href="/feeds/atom.xml">(Atom 全記事)</a>
</li>
<li>
<a href="/feeds/categories/informations/rss.xml">(RSS カテゴリ:近況)</a>
</li>
<li>
<a href="/feeds/categories/informations/atom.xml">(Atom カテゴリ:近況)</a>
</li>
<li>
<a href="/feeds/categories/essays/rss.xml">(RSS カテゴリ:エッセイ)</a>
</li>
<li>
<a href="/feeds/categories/essays/atom.xml">(Atom カテゴリ:エッセイ)</a>
</li>
<li>
<a href="/feeds/categories/book_reviews/rss.xml">(RSS カテゴリ:書評)</a>
</li>
<li>
<a href="/feeds/categories/book_reviews/atom.xml">(Atom カテゴリ:書評)</a>
</li>
<li>
<a href="/feeds/categories/memos/rss.xml">(RSS カテゴリ:メモ)</a>
</li>
<li>
<a href="/feeds/categories/memos/atom.xml">(Atom カテゴリ:メモ)</a>
</li>
</ul>
<p>私の近況だけ知りたい、あるいは書評だけ読みたいという方はこちらを購読していただければと思います。</p>
Code4lib Japan カンファレンス2015でビブリオバトルLODについて発表しました
2015-09-21T00:00:00+00:00
https://www.kunimiya.info/blog/2015/09/21/code4lib-japan-conference-2015
<p><img src="https://www.kunimiya.info/assets/images/2015/09/c4lj-conf-01.jpg" width="800" height="600" alt="Code4Lib Japanカンファレンス2015での発表の様子 " /></p>
<p>9月5日〜6日に開催された技術系の図書館イベント Code4Lib Japan Conference 2015にて、『ビブリオバトルLOD:ビブリオバトル開催情報と書誌情報のリンキング』という発表を行いました。</p>
<iframe src="https://www.slideshare.net/slideshow/embed_code/key/3Bzlp0J81KMlK1" layout="responsive" sandbox="allow-scripts allow-same-origin" width="425" height="355" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe>
<div>
<strong> <a href="//www.slideshare.net/tsunekawamao/lod-52462398" title="ビブリオバトルLOD : ビブリオバトルイベント情報と書誌情報のリンキング">ビブリオバトルLOD : ビブリオバトルイベント情報と書誌情報のリンキング</a> </strong> from <strong><a href="//www.slideshare.net/tsunekawamao">Tsunekawa Mao</a></strong>
</div>
<p>↓から発表動画も見ることができます。</p>
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/7kDEHyK2bc4?rel=0&start=2959&end=4272" layout="responsive" sandbox="allow-scripts allow-same-origin" width="560" height="315" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe>
<p>ビブリオバトルLODとは、ウェブに存在するビブリオバトル開催情報を集約し、Linked Open Data としてデータセットを作成する私の個人プロジェクトです。詳しくは以下をご覧ください。</p>
<ul>
<li><a href="https://sites.google.com/site/bibliobattlelod/">ビブリオバトルLODプロジェクト公式サイト</a></li>
<li><a href="http://www.bibliobattle.jp/whatsnew/biburiobatorulodpurojekutonogoshaojie">ビブリオバトルLODプロジェクトのご紹介</a></li>
</ul>
<p>今回の発表では、ビブリオバトルLODプロジェクトについて紹介するとともに、現在開発中の「Bibliobattle Records」を初披露しました。Bibliobattle Recordsは、Linked Open Dataについて詳しくない「普通の人」がビブリオバトル情報を入力・活用できるようにするためのデータベースサービスです。</p>
<p><img src="https://www.kunimiya.info/assets/images/2015/09/c4lj-conf-02.png" width="800" height="508" alt="Bibliobattle Recordsのスクリーンショット" /></p>
<p>登録された主催者・イベント情報の検索・閲覧といった、データベースとしての基本的な機能は勿論、ビブリオバトルイベントの地図上の分布を示すなどの可視化の機能も備えています。</p>
<p><img src="https://www.kunimiya.info/assets/images/2015/09/c4lj-conf-03.png" width="800" height="441" alt="Bibliobattle Recordsのスクリーンショット" /></p>
<p><img src="https://www.kunimiya.info/assets/images/2015/09/c4lj-conf-04.png" width="800" height="565" alt="Bibliobattle Recordsのスクリーンショット" /></p>
<p>今回の発表に合せて作成したものが、紹介本検索機能。ビブリオバトルの発表情報に登録された本の識別子(ISBNやNCIDなど)をもとに国立国会図書館の書誌データを取得し、ビブリオバトルイベント情報とリンキングし、検索エンジンである ElasticSearch にインデクシングしています。</p>
<p><img src="https://www.kunimiya.info/assets/images/2015/09/c4lj-conf-05.png" width="800" height="509" alt="Bibliobattle Recordsのスクリーンショット" /></p>
<p>主題・出版年の絞込のほか、チャンプ本獲得数で絞込ができるなど、Bibliobattle Recordsならではのファセット機能も備えています。</p>
<p><img src="https://www.kunimiya.info/assets/images/2015/09/c4lj-conf-06.png" width="800" height="552" alt="Bibliobattle Recordsのスクリーンショット" /></p>
<p>Linked Open Dataの提供サービスとして、ビブリオバトル関連情報を RDF や JSON-LD で出力する機能も備えています。実装としては、通常のリレーショナル・データベースとしてデータを管理しておき、各属性に対応する語彙のマッピング規則を設定することで、Linked Dataの出力を実現しています。例えば、2012年6月9日に開催された紀伊國屋書店さんのビブリオバトルの開催情報を以下のようなJSON-LDデータとして出力することができます。</p>
<pre><code>{
"@context": {
"dc11": "http://purl.org/dc/elements/1.1/",
"foaf": "http://xmlns.com/foaf/0.1/",
"geo": "http://www.w3.org/2003/01/geo/wgs84_pos#",
"owl": "http://www.w3.org/2002/07/owl#",
"schema": "http://schema.org/",
"xsd": "http://www.w3.org/2001/XMLSchema#"
},
"@id": "http://purl.org/net/bibliobattle-lod/events/qeQKHH-6",
"dc11:title": "ビブリオバトル in 紀伊國屋 【新宿南店】6月9日",
"foaf:homepage": "http://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-South-Store/20120427105555.html",
"geo:lat": {
"@value": "3.5686E1",
"@type": "xsd:double"
},
"geo:long": {
"@value": "1.39703E2",
"@type": "xsd:double"
},
"owl:sameAs": {
"@id": "http://linkdata.org/resource/rdf1s1923i#EV000001"
},
"schema:endDate": {
"@value": "2012-06-09",
"@type": "xsd:date"
},
"schema:location": "紀伊國屋書店新宿南店",
"schema:organizer": "http://purl.org/net/bibliobattle-lod/organizers/n0df2ldG",
"schema:startDate": {
"@value": "2012-06-09",
"@type": "xsd:date"
},
"schema:startTime": {
"@value": "14:00:00+09:00",
"@type": "xsd:time"
}
}
</code></pre>
<p>Bibliobattle Records は2014年末あたりから開発を開始し、ある程度データの入力と利用に耐えうるところまで達しました。しかしながらデータ量、開発体制ともに不十分であり、ビブリオバトル開催情報の全国規模のデータを作成するまでにはまだまだ課題が山積みです。</p>
<p>ビブリオバトルLODプロジェクトでは、データ入力に協力していただける方、開発に協力していただける方を募集してます。ご関心のある方は常川(Twitter: @kunimiya)までお声をおかけください。どうぞよろしくお願いいたします。</p>
情報管理に記事を寄稿しました
2014-12-19T00:00:00+00:00
https://www.kunimiya.info/blog/2014/12/19/anouncement-for-an-article-in-joho-kanri
<p>告知が遅くなりましたが、『情報管理』の「この本!おすすめします」コーナーに記事を寄稿しました。</p>
<ul>
<li><a href="https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/57/8/57_596/_article/-char/ja/">「本を通じた人とのつながり」を設計する</a></li>
</ul>
<p>ビブリオバトルを「本を通じた人とのつながり」の設計手法という観点から、
書評という形式で考察したものです。
私がビブリオバトルのことを知る以前から、本を通じた人とのつながりには関心をいだいており、
ビブリオバトルを他の活動や研究と関連付けて語ってみたいと考えていました。
ビブリオバトルについての記事の多くは、
日本にも以前からある読書会の文化とあまり接続していない印象があります。
ビブリオバトルは単体でも十分面白い活動なのですが、他の読書に関連づけて補完し合うことで、
より読書や人との出会いを促進することに繋がるのではないでしょうか。</p>
<p>この記事では3冊の本を取り上げていますが、他にも参考になる本が色々あり、
それについても紙面が許せばぜひ紹介したかったですね。
具体的には、冒頭で取り上げているエリザベス・ロング『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/482040525X/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=482040525X&linkCode=as2&tag=kunimiyainfo-22">ブッククラブ―アメリカ女性と読書</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=kunimiyainfo-22&l=as2&o=9&a=482040525X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> 』は、
読書会の持つ機能や社会に及ぼす影響を本格的に研究した本であり、
読書会について考察するならばぜひ読むべき本だと思います。
ただ、残念ながらほぼ絶版のようなので、今回の記事では参照文献として取り上げる程度に留めました。</p>
<p>あとは、欧米で一般的な読書会形式であるブッククラブを日本で実践されている吉田さんの『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/479480928X/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=479480928X&linkCode=as2&tag=kunimiyainfo-22">読書がさらに楽しくなるブッククラブ-読書会より面白く、人とつながる学びの深さ</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=kunimiyainfo-22&l=as2&o=9&a=479480928X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> 』は、
読書会についての文献も分かりやすくまとめられており、
これから読書会について知ろうとする人には格好の本であり、これもオススメです。</p>
<p>他にも、執筆時点ではあまり詳しくは読んでいなかったのですが、
遊びとゲームに関する学術書は設計の肝を学ぶという点で非常に参考になります。</p>
<ul>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4122000254/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4122000254&linkCode=as2&tag=kunimiyainfo-22">ホモ・ルーデンス (中公文庫)</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=kunimiyainfo-22&l=as2&o=9&a=4122000254" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4061589202/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4061589202&linkCode=as2&tag=kunimiyainfo-22">遊びと人間 (講談社学術文庫)</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=kunimiyainfo-22&l=as2&o=9&a=4061589202" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></li>
<li><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140815167/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4140815167&linkCode=as2&tag=kunimiyainfo-22">ゲーミフィケーション―<ゲーム>がビジネスを変える<ゲーム>がビジネスを変える</a><img src="http://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=kunimiyainfo-22&l=as2&o=9&a=4140815167" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></ゲーム></a></li>
</ul>
<p>いつかまた同様のテーマで記事を執筆することができたら嬉しいですね。</p>
NDL LabSearch Clientのデモサイトを公開しました
2014-05-24T16:45:16+00:00
https://www.kunimiya.info/blog/2014/05/24/ndl-labsearch-client-demo
<p>先日オープンソースプロジェクトとして公開したndl-labsearch-clientですが、このたびデモサイトを構築しました。</p>
<ul>
<li><a href="http://ndl-labsearch-client-demo.herokuapp.com/labs.html">ndl-labsearch-clientデモサイト</a></li>
</ul>
<p>デモサイトの構築にあたってはHerokuで静的ウェブサイトを構築できる<a href="https://github.com/ineku2/ndl-labsearch-client-demo">Heroku Static Provider</a>を使わせていただきました。このデモサイトのソースコードもndl-labsearch-clientと同様、GitHub上で公開しております。</p>
<ul>
<li><a href="https://github.com/ineku2/ndl-labsearch-client-demo">ineku2/ndl-labsearch-client-demo</a></li>
</ul>
<p>Herokuは直接に静的ウェブサイトを提供することができないので、ndl-labsearch-clientの他にもスクリプトを置く必要がありますが、レンタルサーバーや無料のウェブサイトホスティングサービス上であればndl-labsearch-clientを公開ディレクトリに置けばいいだけです。にもかかわらずHeroku上で公開しているのは純粋に私の趣味によるものです。</p>
<p>いずれは node.jsを使ったサーバーアプリケーションを書いて、独自の検索サーバーを建てるという路線も面白そうですが、まずはクライアントアプリケーションの整備とドキュメントづくりからでしょうか。</p>
<p>以上、ささやかなプロジェクト進捗報告でしたー。</p>
NDL LabSearch Client をオープンソースとして公開しました
2014-05-17T11:19:22+00:00
https://www.kunimiya.info/blog/2014/05/17/ndl-labsearch-client
<p>だいぶ遅くなりましたが、2013年度まで国立国会図書館の非常勤調査員を務めていた際に開発した、NDL LabSearch Client をオープンソースとして公開しました。</p>
<ul>
<li><a href="https://github.com/ineku2/ndl-labsearch-client">ineku2/ndl-labsearch-client - GitHub</a></li>
</ul>
<p>NDL LabSearch Clientは国立国会図書館が運営するNDLラボサーチのUI部分を司るアプリケーションです。このアプリケーションの特徴は、全てのコードがHTMLとJavaScriptで成り立っており、ローカル環境下でも動く点です。そのため、NDL LabSearch Clientのユーザはブラウザとテキストエディタさえあれば、NDLラボサーチのUIを自分の好きなように改造することが可能です。</p>
<p>また、検索サーバとはJSONPで通信を行うため、本アプリケーションはNDL以外のサーバ上にアップロードして動かすことが可能です。NDLラボサーチの代替サービスを誰もが開発して公開することが可能です。理論的にはWordpressやDrupalなどのページ上に埋め込むということもできます。</p>
<p>NDL LabSearch Clientのコンセプトは<em>「ユーザがHackできるディスカバリ・インターフェースの実現」</em>です。図書館情報システムに対する利用者の要求の中には、開発者に伝達することが難しく、完全に要求を満たすことが困難な場合があります。UIのデザインはまさにその最たる例です。UIのように多様な要求が考えられる部分については、特定の開発担当者が努力するよりも、プログラミングができる利用者が直接オルタナティブを開発することで解決するという方法もあります。例えばTwitterではサービス開始当時からAPIをユーザに提供しており、そのため当初は対応が遅れていたモバイル版のTwitterクライアントを他のIT企業が開発・提供することでユーザサポートを補完するという事例がみられました。</p>
<p>ユーザが開発に参加できる図書館情報システムという考え方は2008年ごろにLibrary2.0という用語で既に提唱されています。そして国内ではCiNiiのWebAPIコンテストやカーリルのAPIコンテストなど、既存の図書館系のウェブサービスをマッシュアップして新たなサービスを創造するという活動がみられています。そういう点ではNDL Lab Searchのコンセプトは何も新しくはありません。ただし、これまでのLibrary2.0やWebAPI提供の取り組みは、既存のサービスを利用した「派生物」を開発することが志向されているかと思います。</p>
<p>これに対してNDL Labsearch Client は、どちらかと言えば「代替物」を開発することを志向した取り組みです。NDLラボサーチを利用した全く新しいサービスを創造するよりも、NDLラボサーチを少し改良して、そのユーザにとってより使いやすくしようとする目的に向いています。これは、NDL LabSearch ClientはサービスのUIを決定するイニシアティブをユーザに与えることを意味しています。NDLラボサーチのUIとして何がいいかを、ユーザ自身が提案・提供して、他のユーザに問うことができます。極端なことを言えば公式よりも使われているUIを創造することができます。そのような事態が起こった場合、公式側がユーザの提案したUIを取り込むことで自身のサービスを改善することも起こりえます。先にあげたTwitterでも、このような公式が代替サービスを取り込んでいくという現象が起こっています。</p>
<p>「代替物」の開発を支援する取り組みは、サービス改善のエコシステムが生み出されていることを意味します。現在、ソフトウェア開発のコラボレーションプラットフォームとしてGitHubが注目されています。GitHubの人気の肝は、だれもが簡単にプロジェクトをフォーク(=派生プロジェクトの作成)してプルリクエスト(=派生元に変更を反映することを提案する)できる点にあります。つまり、GitHub上のプロジェクトは誰もが改善案を提出することができます。NDL Labsearch Clientが実現したいことは、図書館サービスをユーザがフォーク&プルリクエストすることができる世界です。そのような世界が生まれることで、図書館はユーザにより開かれた場になるのではないかと思っています。</p>
<p>以上、NDL Labsearch Client の開発の動機やコンセプトについて述べてきましたが、現状はまだソースコードを公開しただけで、その目的達成の道のりはまだまだ遠いです。今後は誰もがカスタマイズしやすいよう、アーキテクチャを改善し、ドキュメントなどをおいおい整備していきたいと思います。以上のお話に賛同していただける方には、ぜひぜひご協力いただければ幸いです。</p>
【告知】『シリーズ図書館情報学2 情報資源の組織化と提供』に分担執筆者として参加させていただきました
2013-07-27T12:20:44+00:00
https://www.kunimiya.info/blog/2013/07/27/press_release
<p>このたび、私こと常川真央が分担執筆者として参加させていただいた『<a href="http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-003492-0.html" title="書籍一覧・検索 » シリーズ図書館情報学2 情報資源の組織化と提供 - 東京大学出版会">シリーズ図書館情報学2 情報資源の組織化と提供</a>』が出版されました。</p>
<div class="amazon_tag" itemscope="" itemid="urn:isbn:4130034928" itemtype="http://schema.org/Book"><a class="image_block" target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A62-%E6%83%85%E5%A0%B1%E8%B3%87%E6%BA%90%E3%81%AE%E7%B5%84%E7%B9%94%E5%8C%96%E3%81%A8%E6%8F%90%E4%BE%9B-%E6%A0%B9%E6%9C%AC-%E5%BD%B0/dp/4130034928?SubscriptionId=AKIAIAR2JMFTYJZ5F74A&tag=kunimiyainfo-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4130034928"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41kQRjSP0sL._SL160_.jpg" /></a><div class="item_detail"><p class="title" itemprop="name"><a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A62-%E6%83%85%E5%A0%B1%E8%B3%87%E6%BA%90%E3%81%AE%E7%B5%84%E7%B9%94%E5%8C%96%E3%81%A8%E6%8F%90%E4%BE%9B-%E6%A0%B9%E6%9C%AC-%E5%BD%B0/dp/4130034928?SubscriptionId=AKIAIAR2JMFTYJZ5F74A&tag=kunimiyainfo-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4130034928">シリーズ図書館情報学2 情報資源の組織化と提供</a></p><ul><li>著者: <span itemprop="author"></span></li><li>出版日: <span itemprop="datePublished">2013-07-24</span></li><li>出版社/メーカー: <span itemprop="publisher">東京大学出版会</span></li><li>カテゴリ: <span itemprop="">Book</span></li><li>ISBN: <span itemprop="isbn">4130034928</span></li></ul></div></div>
<p>私は第5章の「ウェブ情報資源の管理とアクセス」を慶応義塾大学の岸田和明先生と共著という形で担当させて頂きました。内容としてはHTTPやRESTなどの基礎的なウェブの知識からはじまり、OAI-PMHなどの図書館情報学の文脈で取り扱われる規格など、ライブラリアンがウェブ情報資源を扱ううえで欠かせない知識を概説するものとなっています。</p>
<p>本シリーズは図書館情報学検定試験の試験内容を作成する際の情報源として利用されることを前提としているため、今後試験を受ける方は問題集と合わせてお読みになるとよいかもしれません。</p>
<p>このたびの執筆参加にあたり編者の根本彰先生、岸田和明先生をはじめさまざまな方に、右も左も分からない私に様々なご助言、ご指導をいただいたことを感謝申し上げます。</p>
Enju開発ワークショップに参加
2013-06-08T15:00:34+00:00
https://www.kunimiya.info/blog/2013/06/08/enju-development-workshop-16
<p>毎月開催される Enju 開発ワークショップに参加した。会場は筑波大学春日エリアで開催。</p>
<ul>
<li>日時: 2013年6月8日 10:30-18:00</li>
<li>場所: 筑波大学春日エリア 7D231</li>
<li>詳細: <a href="http://www.next-l.jp/?page=enju-ws016">オープンソース図書館システム:Next‐L Enju 第16回開発ワークショップのご案内</a></li>
</ul>
<p>今回のメイントピックはFRADに基づく著者名典拠システムの開発である。FRADとは Functional Requirements for Authority Data の略称であり、IFRAが策定した著者名典拠の機能要件をまとめたものである。</p>
<ul>
<li><a href="http://www.ifla.org/publications/functional-requirements-for-authority-data">Functional Requirements for Authority Data | IFLA</a></li>
</ul>
<p>書誌レコードの機能要件をまとめたFRBRの拡張という位置づけであり、FRBRに基づいて設計された Enju には今後何らかの形で実装する必要があるとワークショップ参加者の中で注目されていた。</p>
<p>今回は数回にわたって議論し共有されたFRADのシステムへの落とし込みのアイデアを、Enju 開発者の田辺浩介さんがRuby on Rails のプラグインとして実装した。その成果はGitHub上で公開されている。このシステム(仮称:Zukan)は様々な規模の環境で運用されることを想定しており、NDL Authorities のように不特定多数が利用できるケースとしても、特定の図書館が独自の著者名典拠データを構築するケースにも適用出来るような方針で現在計画している。例えば専門図書館などでは需要があるのではないだろうか。</p>
<ul>
<li><a href="https://github.com/next-l/zukan">next-l/zukan - GitHub</a></li>
</ul>
<p>今後の Enju 開発ワークショップでは、今回実装した著者名典拠システム(仮称:Zukan)を Enju-leaf と連携できるよう改修する予定とのこと。また、既存の著者名典拠データ(NDL Authoritiesなど)を取り込む機能についても実装が検討されている。</p>
<p>次回のワークショップは7月20日に開催予定。ご興味のある方はぜひ参加されたい。</p>
<p>以上、備忘録程度にこのブログにて報告しておきます。</p>
第94回図書館情報学チャンネルと、DAISYの話
2012-07-12T13:05:17+00:00
https://www.kunimiya.info/blog/2012/07/12/project_lie_no94_and_daisy
<p>私がディレクターを務めるUstream番組「図書館情報学チャンネル」の第94回を本日配信しました。</p>
<p><iframe src="http://www.ustream.tv/embed/recorded/23936193" layout="responsive" sandbox="allow-scripts allow-same-origin" width="608" height="368" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></p>
<p>今回は電子書籍に関するニュースをお送りしました。番組内で取り上げたニュースへのリンクは<a href="http://prlie.jottit.com/%E7%AC%AC94%E5%9B%9E%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%AD%A6%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB">Project LIE Wiki</a>にて参照いただけます。</p>
<p>放送内でもはなしておりますが、個人的には取り上げたニュースに関連するDAISYとEPUB3連携の話に注目していました。 DAISYとは、デジタル録音図書に関する規格であり、書籍内の文章と同期して音声を再生することができるようなフォーマットが用意されています。今回とりあげた話は、DAISYは製作用のフォーマットと配布フォーマットを分割し、配布用フォーマットの選択肢としてEPUB3が採用されるということでした。</p>
<ul>
<li><a href="http://wp.kzakza.com/2011/02/epub3_daisy4/">EPUB3 ≒ DAISY4 — EPUB 3とDAISY 4との関係 | e-chuban blog</a></li>
<li><a href="http://togetter.com/li/97767">DAISY4とEPUB3の関係についてDAISYコンソーシアム会長の河村宏(@hkawa33)氏に伺ってみました。 - Togetter</a></li>
</ul>
<p>意図としては電子書籍が利点として持っているはずである、障害者に対するアクセシビリティ向上の側面を活発化させるためのようです。</p>
<p>ビジネスとして電子書籍が成り立つのか否か、どの関連企業が市場で成功するのかといった話につい目がいってしまいますが、今回取り上げたような読み手が豊かな生活を遅れるような活動についても注目していかないといけないなと今回の放送を通じて感じました。</p>
Git勉強会のスライドを公開します
2012-07-07T16:39:26+00:00
https://www.kunimiya.info/blog/2012/07/07/git%e5%8b%89%e5%bc%b7%e4%bc%9a%e3%81%ae%e3%82%b9%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%89%e3%82%92%e5%85%ac%e9%96%8b%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%99
<p>研究室内で自主的に行ったGit勉強会のスライドをスライドシェア上で公開しました。</p>
<div id="__ss_13571056" style="width: 425px;"><strong style="display: block; margin: 12px 0 4px;"><a title="第1回Git勉強会" href="http://www.slideshare.net/kunimiya/1git">第1回Git勉強会</a></strong><object id="__sse13571056" width="425" height="355" classid="clsid:d27cdb6e-ae6d-11cf-96b8-444553540000" codebase="http://download.macromedia.com/pub/shockwave/cabs/flash/swflash.cab#version=6,0,40,0"><param name="allowFullScreen" value="true" /><param name="allowScriptAccess" value="always" /><param name="wmode" value="transparent" /><param name="src" value="http://static.slidesharecdn.com/swf/ssplayer2.swf?doc=learninggit1-120707113515-phpapp02&stripped_title=1git&userName=kunimiya" /><param name="allowscriptaccess" value="always" /><param name="allowfullscreen" value="true" /><embed id="__sse13571056" width="425" height="355" type="application/x-shockwave-flash" src="http://static.slidesharecdn.com/swf/ssplayer2.swf?doc=learninggit1-120707113515-phpapp02&stripped_title=1git&userName=kunimiya" allowfullscreen="true" allowscriptaccess="always" wmode="transparent" /></object></p>
<div style="padding: 5px 0 12px;">View more <a href="http://www.slideshare.net/">presentations</a> from <a href="http://www.slideshare.net/kunimiya">kunimiya</a>.</div>
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<p>いま見てみるといろいろ突っ込みどころがあって猛省したいところです。反省点としては、</p>
<ul>
<li>バックアップとバージョン管理を意図的に混ぜて説明しているためバージョン管理の説明が若干不適切</li>
<li>ブランチの概念の説明を省略したために分かりづらい</li>
<li>コミットして何が嬉しいのか分かりづらい</li>
<li>楽しさ要素が無い</li>
</ul>
<p>というところでしょうか。</p>
<p>第2回も開催する予定なので、改善したい所存です。</p>
ブログを新規開設しました。
2012-07-07T11:59:14+00:00
https://www.kunimiya.info/blog/2012/07/07/%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%82%92%e6%96%b0%e8%a6%8f%e9%96%8b%e8%a8%ad%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82
<p>はてなダイアリー上で<a href="http://d.hatena.ne.jp/kunimiya" target="_blank">『図書館情報学を学ぶ』というブログ</a>を運営していたのですが、このたびブログを新規開設・移転しました。それに伴い、はてなダイアリー上での更新は停止します。以前の記事については新・旧ブログ両方に掲載しておくつもりです。</p>
<p>なぜわざわざブログを移転したのかといいますと、もともと独自ドメイン上に私自身に関する情報を集約しておきたかったという意図が大きいです。もうひとつは、ブログの趣向を変えて図書館情報学に縛られないブログ更新をしたいなという思いもありました。「図書館情報学を学ぶ」というタイトルだと、プログラミングの話題などを展開しづらくてあまり気軽に更新ができないのですよね。。。タイトルを変更するのも、書誌記述されている場合に問題が起こるのでできれば避けたかったのです。</p>
<p>そういうことで、よろしくお願いします。</p>
Current Awareness-EにてCode4Libカンファレンスの報告記を書きました。
2012-03-07T15:00:00+00:00
https://www.kunimiya.info/blog/2012/03/07/current-awareness-e%e3%81%ab%e3%81%a6code4lib%e3%82%ab%e3%83%b3%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%81%ae%e5%a0%b1%e5%91%8a%e8%a8%98%e3%82%92%e6%9b%b8%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f
<div class="section">
<ul>
<li> <a href="http://current.ndl.go.jp/e1270" target="_blank">E1270 - Code4Libカンファレンス2012が開催される<報告> | カレントアウェアネス・ポータル</a></li>
</ul>
<p>2012年2月6日から9日に開催された <a href="http://code4lib.org/conference/2012" target="_blank">Code4Lib Conference 2012</a> に参加していました。ここ最近はその開催内容を紹介するプレゼンや記事を書いていました。上記カレントアウェアネスの記事はその1つです。</p>
<p>その他にも<a href="http://www.code4lib.jp/" target="_blank">Code4Lib JAPAN</a>が開催したイベント「<a href="http://www.code4lib.jp/2012/02/947/" target="_blank">Code4Lib 参加報告会</a>」にて参加報告のプレゼンテーションを行いました。</p>
<ul>
<li><a href="http://www.code4lib.jp/2012/02/947/" target="_blank"><br />
【2012年3月5日(月)13:00-17:00】Code4Lib 2012参加報告会を開催します - Code4Lib JAPAN</a></li>
<li><a href="http://www.slideshare.net/code4libjp/code4lib-conference-2012" target="_blank">Code4Lib Conference 2012 : 参加報告 ( 常川真央 )</a></li>
</ul>
<p>また、図書館情報学チャンネルというU-Stream上の番組でもカンファレンスについて放談しました。</p>
<ul>
<li><a href="http://www.ustream.tv/recorded/20459406" target="_blank">第74回図書館情報学チャンネル</a></li>
<li><a href="http://www.ustream.tv/recorded/20938530" target="_blank">第77回図書館情報学チャンネル</a></li>
</ul>
<p>よろしければご覧いただければと思います。</p>
</div>